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  介護保険制度の上手な利用法

◆ 介護が必要になる前に!

「まだまだ大丈夫!」と、思っていたのに、突然の事故や病気で入院し、介護が必要なり、退院前に慌ててケアマネージャーを探す人もいます。
しかし、慌てて介護の準備をすると、「もっと、こういう介護が良かった」などと、後悔をするような場合もあります。そのようなことにならないように早めの準備が大切になります。


<子が親を介護する場合の主な3つの事前準備>


●その1.健康状態を把握しておく

健康状態を把握することによって、介護の予防や病気などの早期発見、心の準備をすることが出来ます。
病名や、どんな薬を飲んでいるのか、同居の場合でも意外と知らない場合も多いようですので、別居や遠距離に居る場合は、なおさらのことです。
高齢者の方は、複数の病院に通っていることも多く、お薬手帳や診察券も見て、どこの病院にどのような病気でかかっているかを知っておくことが大切です。また、深刻な病気の場合は、一緒に行って主治医の話を聞いておくようにしましょう。


●その2.親の自宅周辺の介護情報を集めておく

高齢者が住み慣れた地域で生活し続けられるように、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う地域包括支援センターが、
各区市町村に設置されています。
おおよそ中学校校区ごとにあり、場所はインターネットや役所で調べる事ができます。
土日祝も開設しているところも多いので、場所の確認や相談などに行っておくとよいでしょう。


●その3.家族の中で介護に関する意思決定の中心者を決めておく

介護が必要になると、ケアプランをはじめ様々なことを決めていかなければなりません。その際、家族の中で誰がケアマネージャーと常に連絡を取るのか、意思決定をするのかを決めておくと、スムーズにいくでしょう。


◆ 介護が必要になったら

介護とは、本人の自立を支援していくものですので、介護サービスを受けるのは最小限でいいと思います。


「介護保険のサービスは、利用者1割負担の上限まで使わないと損」という発想もあるかも知れませんが、本人ができないからやってもらうということではなく、できることは本人にやらせてあげるということの方が大切だと思います。


ご本人の状態にもよりますが、何でもやってもらうという依存する心を増長させるのではなく、自立を助けるのが介護だと思います。


例えば、右手が不自由になったら、左手で食事をする努力をする人と、食べさせてもらうだけの人では、人間に本来備わっている“生きようとする力”を発揮できるのは、前者の方でしょう。
“生きようとする力”や“生きがいをもつこと”は、認知症の予防にもつながります。


もし、ご家族で介護が必要になったら、介護保険制度を利用して、介護サービスを受けられるように手続きをして、バリアフリーリフォームや介護リフォームが必要な場合は、住宅改修の申請をして、高齢者の方が快適に暮らせるように、ご家族で相談して下さい。



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